土曜日, 5月 10, 2008

XP SP3 適用後の不具合情報

今回のSP3配布に当たり、環境によって「起動しない」「再起動を繰り返す」不具合が起こってます。

SP3導入後のブルースクリーン無限ループ現象に関してはTechNetフォーラムによるとKB948590でのgdi32.dll のバージョン不整合によるものだそうです。これでひとつ謎が解けましたが、またしてもMS内部のバグだった、と言えなくもない。
こちら(機械翻訳)
対処に関しては下記(原文のまま引用)
1. boot from a Windows CD and go for the repair option.
2. Copy gdi32.dll from c:\windows\servicepackfiles\i386\gdi32.dll to c:\windows\system32\gdi32.dll. (Do keep a backup copy of the old gdi32.dll in c:\windows\system32 directory)
3. Reboot normally
これの引用元はこちら
参考までに
(GDI の脆弱性により、リモートでコードが実行される)

  • ・現時点(2008/5/10)で筆者の確認した不具合

「IE7を入れたまま導入するとIE7がアンインストールできない」
これは仕様です。

次に、適用したらブルースクリーンになる現象。
(原因は上記参照)
ストップエラーコード「C0000139」でブルースクリーンになる現象が複数報告されています。
対処には回復コンソールからCDコマンドでアンインストールする、というもの。
ファイルパスはSP2プリインストールとそうでない場合変わる可能性があります。
メーカーPCで回復コンソールが使用できない環境だとリカバリしか出来ないかも。

その他、現状SP3はまだ導入できない環境/事例
FMV他品番でも起動しない事例あり。
アクセス拒否でアップデート中断
フレッツ・ウイルスクリアユーザーは導入「待った」

今のところストップエラーコード「C0000139」現象が一番多いようです。

ちなみに、正式配布前にストップがかかったときとファイルのタイムスタンプは同じらしい。
つまり、一旦やめた(この理由はエンドユーザーとは無関係)のだが修正は出来ていない。
MSでは5月中の修正を目指しているらしいが、上記無限ループに対するアナウンスはまだのようです。

ぼくの環境ではRC版からトラブルもなく、そのまますんなりインストールできましたが、
やはりシステムファイルとレジストリの書き換えは多岐にわたります。
再起動後は起動時間が長くなってしまい、久々にHDD断片化率が3%を超えました。
もし導入するなら「バックアップは必須」「IE7は事前にIE6に戻す」「不要ファイル削除/デフラグを事前に」「インストールCD/起動ディスク準備」「メーカーサイト、セキュリティツールメーカーサイトの確認」などなどが必要かと。

どうしてもインストールしたくない方はブロッカーツールをどうぞ。

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